だるま秀麗と姫秀麗の違いは?それぞれを画像で比較

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だるま秀麗と姫秀麗の違い
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だるま秀麗と姫秀麗、名前も見た目もよく似ている多肉植物ですが、どのような違い、見分け方があるのでしょうか?

見比べれば違いがわかりやすいのですが、どちらか一方しか手元にない場合は、見分けが難しいですよね。

それぞれの違いをまとめました。

多肉植物のグラプトペタルム属には、中米やメキシコに原産する20種ほどの原種があります。

「夜霧」「白雪柄」「姫冬美柄」など、斑入りの品種が複数存在します。

目次

だるま秀麗と姫秀麗の違いは?

だるま秀麗の仲間、グラプトペタルム属は、中米・メキシコ原産で、20種ほど原種がある多肉植物です。

「朧月(おぼろづき)」「淡雪錦」「姫秋麗錦」に斑入りの品種があります。

グラプトペタルムとセダムを交配した種や、エケベリアとの交配種があり、その中でも「秀麗」は特に注目されています。

「秀麗」は「だるま秀麗」という品種に似ており、だるま秀麗は「秀麗」の葉をぷっくり太らせた印象だったので、その名前がつけられました。

「秀麗」は「秋麗」「あきうらら」と呼ばれ、葉の先端が尖っており、葉自体はやや薄く長い特徴があります。

この「秋麗」を小さくしたような品種が「姫秋麗」として知られています。

そして、「姫秋麗」の葉が丸みを帯びたものを「だるま姫秋麗」と呼び、これは「だるま秋麗」の小型のバージョンとして認識されています。

秋麗、だるま秋麗、だるま姫秋麗、姫秋麗という順にすこしずつ違いがあるのです。

秀麗↓

だるま秀麗↓

↓だるま姫秀麗

↓姫秀麗

我が家の姫秀麗

こうやって見比べてみると、違いがよく分かりますね。

それぞれ、大きさも色も質感も違いますよね。

だるま秀麗の育て方

多肉植物のだるま秀麗は、12〜2月および7〜9月を休む期間とし、春と秋が主な成長期間です。

強健な性質を持ち、初心者にも手軽に育てやすい種類です。

10℃~25℃の温度帯が理想的な成長環境で、季節による場所の変更が必要なため、鉢植えが最適です。

だるま秀麗の育て方について、環境面でのポイントは?

湿度が高い場所は避け、十分な日光と良好な風通しを維持し、霜や雨が直接当たらない場所での管理が必要です。

夏場は、雨を避けつつ、強い直射日光を避ける明るい場所に保ちます。

冬の12〜3月は、基本的には屋外の日当たりの良い場所で大丈夫ですが、気温が0℃以下になる日が続く場合は、窓際など明るい場所に移動させると良いです。

だるま秀麗を育てるための最適な土の選び方は?

だるま秀麗は、排水性が高い土を好むため、赤玉土小粒2:鹿沼土小粒2:ピートモス2:川砂2:くん炭2の比率で混ぜた土や、市販の多肉植物専用の培養土が最適です。

だるま秀麗の肥料については?

肥料は過剰にならないよう気を付けることが大切です。

植え付けの際や、3月と9月には草花向けの液体肥料を指定量だけ与えると良いでしょう。

だるま秀麗の水やりについてのアドバイスは?

だるま秀麗は乾燥に対しての耐性があり、湿度が高い環境は好ましくありません。

春や秋は、土の表面が乾燥してから1週間から10日後に十分な水を与え、休眠期間になると、水やりの頻度を徐々に減少させます。

夏や冬は、月に1〜2回、土の表面が軽く濡れる程度の水やりが適しています。

水やりが難しいと感じる方は、水分計チェッカーを使うと便利ですよ!

こちらのタイプは電池不要で繰り返し使えるのでコスパも良いです♪

だるま秀麗の花の特徴

だるま秀麗は、五角形の繊細な黄色い花を持ち、秋から冬にかけての時期には、淡い桃色と紫色が混ざった肉厚の葉を紅葉させます。

その葉は分厚く、丸みを帯びた形状が特徴で、茎の中心から伸び、その先端に葉が集まります。

だるま秀麗の花は、3月から5月の間に咲き、秋の時期には鮮やかな紅葉を楽しむことができます。

だるま秀麗を地に植える時の苗の配置や植え替えのタイミングと方法は?

だるま秀麗を植える最適な時期は、3〜5月および9〜10月で、特に春がおすすめです。

夏の終わりに植物が弱っている場合は、秋に再生のための植え替えを検討し、その際には枯れた部分や伸び過ぎた枝を取り除きます。

植える前の1週間は、水を控えめにして土を乾かし、選んだ鉢が苗よりも少し大きいことを確認します。その鉢の底にはネットを置き、小石を敷き詰めます。

植える前に、根の周りの古い土や不要な部分を取り除き、新しい土に根をしっかり広げながら植え、その後水を与えます。

もし根が鉢一杯に詰まっているようであれば、春に根の半分ほどを取り除き、枯れている下の部分をきれいにして、少し大きめの鉢に変更することを考慮しましょう。

姫秀麗の育て方

姫秀麗は、良好な風通しと日光が必要な植物です。

春と秋に活発に成長する多肉植物で、少なくとも半日は日光を確保し、霜や雨が直接当たらない場所で育てることが大切です。

5℃以下や27℃以上の気温になる際は、屋内での栽培が良いでしょう。

暑さや寒さが厳しい1〜2月や7〜8月は休眠期となります。

この期間は、日焼けを避けるために半日陰を選び、冬は室内の明るい位置が最適です。

空調の風が直接当たる場所は避けることをおすすめします。

姫秀麗の水やりのポイント

適切な水の量とタイミングが重要です。

成長期(春・秋):土が乾燥してからの7〜10日後に水をたっぷりと与える。休眠期に近づくと、少なくします。
休眠期(夏・冬):1〜2週間に1回、軽く湿らせる程度が良い。土は乾燥気味に保つこと。

姫秀麗の用土の選び方

排水性の良い土が最適です。

具体的には、「赤玉土小粒5:鹿沼土小粒3:ピートモス2」の混合土が良いでしょう。

また、川砂を追加することで排水性をさらに向上させることができます。

姫秀麗の肥料と追肥の方法

休眠期を除いて、肥料を適量施すことが大切です。

植え付け時に緩効性の肥料を施し、それ以降は月1回、液肥を2〜3倍に薄めて与えることがおすすめです。

姫秀麗の植え付け・植え替えの手順

姫秀麗の植え付けや植え替えは、3〜5月や9〜10月が最適です。

鉢のサイズが合わなくなった場合、新しい鉢への植え替えを考慮すること。

姫秀麗の増やし方

葉挿しや株分けを利用して、秋美優を増やすことができます。

葉挿し:親株から葉を取り、赤玉土を入れた鉢に横に置き、1〜2ヶ月で発根させる。
株分け:子株が増えるので、定期的に間引くことで株分けを行う。これにより、新しい株を作成できます。

だるま秀麗と姫秀麗の違いは?それぞれを画像で比較|まとめ

だるま秀麗と姫秀麗、またよく似ている秋麗とだるま姫秋麗についても画像で比較してみました。

姫秋麗の姿はだるま秋麗とかなり似ているので、瞬時にどちらかを判断するのは難しいです。

分かりやすい特徴としては、

  1. 葉の厚み:姫秋麗 < だるま秋麗
  2. 群生させる数:姫秋麗 < だるま秋麗

となります。

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