子宝草と子宝弁慶草の決定的な違いは?育て方も解説!

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子宝草と子宝弁慶草の違い
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カランコエ属の子宝草(コダカラソウ)は、育てていると子宝に恵まれると言われる人気の多肉植物です。

葉の縁に沢山の子が並んで付くので子宝草とも呼ばれます。

また、子宝弁慶草(コダカラベンケイソウ)も葉から新芽が出る性質を持ち、見た目が似ているため、一部で子宝草と呼ばれることもあります。

それぞれの違い、見分け方は、葉の先端の形状や葉の裏面の斑点の有無です。

子宝草の葉は少し丸みを帯びており、裏面には斑点がありません。

一方、子宝弁慶(コダカラベンケイ)の葉はやや尖った三角形で、褐色の斑点があります。

目次

子宝草と子宝弁慶草

子宝草と子宝弁慶草

子宝草は、ベンケイソウ科に属し、胡蝶の舞(コチョウノマイ Kalanchoe laxifloraまたはBryophyllum crenatum)と子宝弁慶(コダカラベンケイ Kalanchoe daigremontianum)との交配種です。

ただし、子宝弁慶(コダカラベンケイ)も葉から新芽が出る性質を持ち、見た目が似ているため、一部で子宝草と呼ばれることもありますが、正確には子宝草という名前を持つ品種は1つだけです。

また、セイロンベンケイ(Kalanchoe pinnata)も子宝草と呼ばれることがありますが、これらは子宝草や子宝弁慶と区別できる特徴があります。

たとえば、葉が落ちてから新芽が出るのは子宝草と子宝弁慶の特徴であり、セイロンベンケイや胡蝶の舞には該当しません。

子宝草の花はもともとオレンジ色ですが、培養土のpHや気温によって、黄色からややオレンジがかった黄緑色に開花することもあります。

子宝草と子宝弁慶草の見分け方

子宝草と子宝弁慶(コダカラベンケイ)を見分ける方法は、葉の先端の形状や葉の裏面の斑点の有無にあります。

子宝草の葉は少し丸みを帯びており、裏面には斑点がありません。

一方、子宝弁慶(コダカラベンケイ)の葉はやや尖った三角形で、褐色の斑点があります。

ただし、子宝草にも緑色の斑点が時折見られることもあります。

子宝草の育て方

常緑多年草で、耐寒性が低いため、観葉植物として育てる方が適しています。

乾燥にはあまり強くないため、冬でも月に2回程度の水やりが必要です。

最低気温が7度以上確保した場合で、水温30度ほどの水を少量与えるのが良いですが、鉢土が十分に乾いている場合は水を控えましょう。

夏の強い光線と多湿に弱いため、50%程度の遮光と風通しの良い場所が重要です。

日照時間が短い場合には水やりを控えめにしましょう。

子宝草の冬の管理(越冬方法)

陽当たりの良い室内の窓辺で管理することが適していますが、夜間の気温が下がりすぎないように注意が必要です。

葉っぱに子株を着けたままで管理すると、親株の栄養が吸収されてしまうため、秋には子株を取り除くことをおすすめします。

子宝草の花は、植え付けて2~3年後に現れ、12月から1月にかけて花芽が伸び、2月から3月にかけて開花します。

花が現れるまでの時間は環境によって異なります。

植え替えは最低気温が10度を下回らなくなった4月中旬頃が適しており、適切な鉢のサイズを選び、5月中旬からは屋外で育てるのが良いでしょう。

子宝草は子株を形成しやすいため、株分けを行うことも可能です。

子株は水に浮かべて発根させ、その後適切な土に植え付けてください。

子宝草と子宝弁慶草の違い|まとめ

子宝草と子宝弁慶(コダカラベンケイ)との見分け方は、子宝草は葉の先端が少し丸みを帯びていますが、子宝弁慶(コダカラベンケイ)は先端がやや尖った三角葉です。

子宝草には葉の裏には目立つ斑はありませんが、子宝弁慶(コダカラベンケイ)には褐色の斑があります。

これらの違いで見分けるようにしてくださいね。

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