ホームセンターなどの店頭ではなかなか見かけない、ペレスデラロサエ。
私も、ネットでカット苗を購入して今現在育てています。
出会えたらラッキー!というくらいにレアな多肉植物です。
今回はそんなペレスデラロサエの育て方や増やし方、またペレスデラロサエとピンクエッジの違いについてお伝えしますね。
ペデスデラロサエの増やし方
ペデスデラロサエはランナータイプなので、とても増やしやすい多肉植物です。
葉挿し、挿し木で増やしていきます。
増やし方を解説しますね。
まずは植木鉢に鉢底ネットを敷きます。
鉢底石を植木鉢の高さに応じて1/3程度入れ、多肉植物用の土を入れます。
私はこの上に害虫対策でオルトランを振り掛けます。
親株が徒長してしまっている場合は、徒長している部分を清潔なハサミで傷つけないように慎重にカットします。
カット後は下の方の葉は土に埋もれてしまうので3〜4枚取り除いておきます。
取り除いた葉も葉挿しに使えるので、周りの土の上にパラパラとばら撒いておきましょう。
最後にたっぷり水をあげて、茶色い水が出てこなくなったら完了です!
多肉植物を増やすベストなタイミングは?
多肉植物の繁殖に適した時期は、その植物の成長期です。
しかし、成長のリズムは種類によって異なり、リズムは生長期・半休眠期・休眠期の3段階に分かれています。
種類によっては半休眠期が無いものも存在するので、繁殖させたい多肉植物の成長期がいつかを正確に知る必要があります。
ペレスデラロサエは春秋型で、セダムやエケベリアが代表的です。
春は4月頃、秋は9月頃が増やすための理想的な時期です。
この間にしっかりと根を定着させることが、成功の秘訣です。
繁殖方法の成功のためのアドバイス
「葉挿しや挿し木で失敗する」「分けた株が根付かない」といった失敗の理由は、タイミングや場所などに問題があることが多いです。
特に、新しい根が発生するまでの間は、できるだけ水やりを控え、明るい日陰でケアすることが重要です。
慣れてくると、他の植物に比べて多肉植物の育成は簡単に感じるはずです。
もし失敗してしまった場合は、以下のポイントを再確認してみてください。
繁殖のコツ①:適切な時期を確認する
前述したように、多肉植物の繁殖は、成長期に行うのが最も良いです。
春と秋の型であるにも関わらず、夏や冬に繁殖を試みると、成功率が下がる可能性があります。
夏や冬も、室内で適切な温度や湿度を維持している場合は例外です。
しかし、通常のケアをしている場合は、季節の変動に合わせて繁殖を試みることをおすすめします。
繁殖のコツ②:切断部分をしっかりと乾かす
植物を分ける際に、切断部分をしっかり乾燥させることが重要です。
これは傷口を乾燥させるのと同じ理由で、乾燥することで傷口が保護され、外部からの細菌の侵入を防ぐことができます。
繁殖のコツ③:適切な場所でのケア
植物を増やす過程での失敗の一つは、適切な場所に置かないことです。
初めの段階では、直射日光を避けることがおすすめ。
しかし、長い間その場所に置いておくと、光が不足して伸びすぎることがあります。
成長したら、十分な日光を確保することが大切です。
繁殖のコツ④:適度な水分供給
新しく増やす際、過度に水を与えるのは避けた方が良いです。
例えば、若い植物に過度な水分を供給すると、土に余分な水が残ってしまうことがあります。
特に多肉植物は、根が常に湿っている状態を好まないので、注意が必要です。
水やりが難しいと感じる方は、水分計チェッカーを使うと便利ですよ!
こちらのタイプは電池不要で繰り返し使えるのでコスパも良いです♪
ペレスデラロサエとピンクエッジとの違いは?
ペレスデラロサエと、ペレスデラロサエピンクエッジとの違いは一目瞭然。
葉の先にピンクのエッジが付いているかいないかで見分けます。
紅葉するとピンク部分がぐっと濃くなるのです。
我が家にあるのはノーマルのペデスデラロサエ。
ネットで挿し木を1本購入しました。
これからきっと増えてくれるはず…!

ピンクエッジは先端部分にピンクがもっと色濃く出ているものです。
ご参考までに、ピンクエッジはこちらです。
ペレスデラロサエのピンクエッジが
— ひめ (@himeta29) October 28, 2021
札の写真のような色に(*´ω`*)
かわよ…🤤💕 pic.twitter.com/xqFhecm784
どちらもとても人気のある品種ですが、ヤフオクなどを見ていると、ピンクの方がレア度が高い気がします。
ペレスデラロサエの育て方
春と秋は成長の時期で、夏と冬は活動を休止します。
高い湿度と熱は適していないので、夏は雨から守り、風がよく通り、直射日光を避ける場所で保護します。
活動期間中は、明るい場所での屋外飼育が推奨されます。
水やりは、土が完全に乾燥した後に、しっかりと行ってください。
休眠期には、水を減らすことで、根の問題や温度によるトラブルを予防できます。
ペレスデラロサエの増やし方、育て方!ピンクエッジとの違いも|まとめ
今回のアドバイスを参考にしていただくと、適切な方法でペレスデラロサエを増やすことができます。
正しい方法を選ぶことで、より健康な植物を育てることができ、さまざまなアレンジも楽しめます。
ぜひ、試してみてくださいね。