月兎耳(つきとじ)の増やし方、育て方、花言葉や風水的な意味も

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月兎耳(つきとじ)の増やし方
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月兎耳(ウサギの耳)は、その名の通り、柔らかなウサギの耳のような葉を持つ特徴的な多肉植物です。

この葉や茎の表面には微細な毛が生えており、そのために葉は白く見えることがあります。

この愛らしい多肉植物、月兎耳の増やし方をお伝えします。

目次

月兎耳の増やし方

月兎耳の増やし方

葉挿し

月兎耳の増やし方で簡単なのは「葉挿し」です。

植物の植え替え時期がベストで、成長も早まります。

春から夏の間だと早ければ1週間程度で根が出ます。

適期以外でも、落ちてしまった葉っぱがあれば土の上に置いておきましょう。

ポットに土を入れ、茎から数枚の葉を摘み、土が葉の付け根に接するように配置します。

壊れたり傷んでいる葉は適していないので、健康な葉を選んでください。

日陰の場所で育てれば、新しい芽や根が生まれるので、それを土で覆い、土が乾いて2~3日くらい経つごとに、根の部分にだけ少量の水やりを継続します。

水はあげすぎないように気をつけましょう。

次第に新しい芽が現れると、元の主葉がカリカリに乾いたら、それを注意深く取り除くことが推奨されます。

時には自然に落ちることも。

取り除く際のポイントは、主葉を無理に引き抜こうとせず、新しい芽や根が損傷するリスクを避けること。

主葉が簡単に取れない場合は、もう少し放置して様子を見るのが良いでしょう。

主葉が完全になくなったら、日の当たる、通気性の良い場所で、新しい植物としてのケアを続けてください。

新たな鉢に移植する予定の場合、春から夏の初めにかけてが最適な時期とされています。

茎挿し

月兎耳の増やし方には「茎挿し」もあります。

この方法は、葉を使った方法の葉を茎に代えるだけなので、手順はほとんど同じです。

取り除いた茎の部分を日影でしばらく乾燥させてから土に植え、明るい日陰でケアします。

2〜3週間後、新しい根が生えるので、それからの水やりをスタートしてください。

月兎耳(ツキトジ)の花言葉や風水

月兎耳の花には、「おおらかな愛」という意味が込められています。

風水では、努力の成果を実らせるパワーも引き寄せると考えられています。

葉から出る新しい芽のように、これまでの取り組みが認められる瞬間もあります。

作業に集中したいときに適しています。

月兎耳の日当たりに関して

月兎耳は日光を好む植物です。

そのため、年間を通じて明るい場所でのケアが推奨されます。

ただし、真夏の直射日光は強すぎる場合があるので、この時期だけは半日陰で育てることをおすすめします。

冬の置き場所

寒冬期には、霜から保護するため、室内や風の当たらない場所での管理が必要です。そうしないと、色褪せや成長不良の原因となる場合があります。

月兎耳(ツキトジ)への適切な水やり方法

月兎耳(ツキトジ)への適切な水やり方法

春と秋の水やりポイント

春と秋には月兎耳が活発に成長します。そのため、土が十分に乾燥している際に、適量の水を供給してあげてください。

春と秋の水やりでの注意点は、土がまだ湿っている状態で多量の水を与えると、植物の根が傷んでしまう可能性があるので、適切な水量を心がけましょう。

夏の水やりのポイント

夏季の月兎耳の水やりは、直射日光を避けて早朝や夕暮れ時がおすすめです。

太陽の直射下で水を供給すると、月兎耳がダメージを受ける可能性があるため、注意が必要です。

土が乾燥していることを確認した上で、土の上部が湿る程度に水を与えてください。

冬の水やりのポイント

冬季に入ると、月兎耳は休眠状態になります。

この期間中は、栄養の取り込み能力が減少するため、水やりは最小限に抑えることが重要です。

2週間から1ヶ月ごとに、土の表面が軽く湿る程度の水を供給しましょう。

過度に水を供給すると、土の乾燥が遅れるため、常に土が適切な湿度を保つよう注意が必要です。

水やりが難しいと感じる方は、水分計チェッカーを使うと便利ですよ!

こちらのタイプは電池不要で繰り返し使えるのでコスパも良いです♪

肥料と追肥

月兎耳には液体肥料が適しています。

成長期の春と秋に、月に1回の割合で施肥してください。

夏の高温と冬の休眠期には肥料は控えてください。

市販の液体肥料の指示された濃度を半分にして使用しても問題ありません(1000倍の指示があれば、2000倍に希釈して使用)。

用土選び

多肉植物専用の培養土が最適です。

手作りを希望する方は、赤玉土7に対し、ピートモスを3混ぜ、緩行性の化学肥料を追加すると良いでしょう。

植え付けと鉢替え

植え替えは、気候が温かくなる時期を選びましょう。春や秋、初夏の梅雨入り前が理想的です。

植え替える際は、植物を鉢から優しく取り出し、必要に応じて傷んだ根を取り除いてから、新しい鉢に植え付けます。

これにより、健康な成長が期待できます。

月兎耳(ツキトジ)の栽培時の疾病・虫害

月兎耳(ツキトジ)の栽培時の疾病・虫害

かかりやすい病気

風通しを十分にとらない場所での長期保管は、カビの発生や根の腐敗を引き起こすリスクがあります。

また、過度な水分は同様の問題を引き起こすので、配置や水分管理を適切に行いましょう。

いくつかの月兎耳の種類は、黒い斑点を示すことがあります。

この場合、水分を減少させ、良好な通気性を持つ場所に移行させることが推奨されます。

斑点の部分は回復することがないため、拡散を防ぐために除去することが必要です。

頻繁につく虫

特に注意が必要な虫には、カイガラムシ、ワタムシ、アブラムシなどが含まれます。

これらの虫を防ぐために、浸透型の殺虫剤の予防散布が効果的です。

特に季節の移り変わりに、これを散布することをおすすめします。

月兎耳(ツキトジ)に適した気温

もともとマダガスカルの中部が原産地であるにもかかわらず、月兎耳は高温には弱い傾向があります。

夏季には、涼しい場所での保護を考慮しましょう。

対照的に、冬は0度から5度までの温度を保持することができます。

ただし、霜にさらされると生存が難しくなるので、霜のない地域以外では、冬期は室内で明るい場所に置いてください。

月兎耳(ツキトジ)の種類と特性

月兎耳は、緑色の葉にクリーム色の模様が見られる月兎耳錦や、通常の品種よりも葉が毛で覆われている長毛月兎耳など、さまざまな変異を持つ多肉植物です。

また、葉の周りの毛が緻密で、葉の端が黒く見える黒兎耳も存在します。

月兎耳(ツキトジ)の花の特徴

大きくなった月兎耳は、触角のような花の茎を展開し、そこから鮮やかな黄色の花を開花させます。

月兎耳の花は、春を中心に開花し、一部の品種では、色の変化も見られます。

月兎耳(つきとじ)の増やし方、育て方、花言葉や風水的な意味も|まとめ

このうさぎの耳のような形状を持つ多肉植物、月兎耳(ツキトジ)は、暑さに少し敏感ですが、温かみのある葉の姿が魅力的で、人々に愛されています。

このリラックスした雰囲気の月兎耳を、インテリアとして取り入れてみてください。

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