箱根フリーパスを安く買う方法は?紙の切符が買える場所まとめ

当ページのリンクには広告が含まれています。
箱根フリーパスを安く買う方法
  • URLをコピーしました!

箱根を訪れた際に気がついたのは、観光地を巡る移動費が予想外にかさんでしまうことでした。

そんな時に役立つのが「箱根フリーパス」です。

このパスを使うと、往復の交通費を大幅に節約できるんですよ。

今回の記事では、箱根フリーパスの購入方法と、それを使ってさらにお得に観光するためのコツをご紹介します。

目次

「箱根フリーパス」の価格体系とその利用方法に関して

箱根を楽しく快適に観光するには、箱根フリーパスがとても重要です。

このパスを持っているかどうかで、箱根観光の体験が大きく変わるんです。

電車、バス、ロープウェイ、ケーブルカー、海賊船など、様々な交通手段を使うと、知らず知らずのうちにお金が減ってしまいます。

箱根フリーパスの魅力は、料金の節約だけでなく、手間も省けることです。

このパスを使うと、以下の交通手段が自由に乗り降り可能になります。

  • 箱根登山電車
  • 箱根登山ケーブルカー
  • 箱根ロープウェイ
  • 箱根海賊船
  • 箱根登山バス(複数路線)
  • 観光施設めぐりバス(複数路線)
  • 小田急ハイウェイバス(新宿・箱根線)
  • 東海バス(三島線)

さらに、フリーパスを利用すれば、美術館の入場料割引など、他にも様々な特典を受けられます。

箱根で多くの観光地を訪れる予定があれば、このフリーパスは非常に便利で、大いに役立つことでしょう。

箱根フリーパスは2日分からの販売

箱根フリーパスは、最短で2日間の使用が可能なチケットから提供されています。

残念ながら、1日用のチケットの販売はありません。

2日間有効な箱根フリーパスの価格は、出発駅によって異なります。

以下は各駅からの大人と子供の料金一覧です:

出発駅大人料金子供料金
新宿〜梅ヶ丘・片瀬江ノ島6,100円1,100円
豪徳寺〜祖師ヶ谷大蔵・藤沢本町・藤沢〜鵠沼海岸・唐木田6,050円1,100円
玉川学園前・町田5,820円1,100円
小田原・箱根エリア内・三島・御殿場5,000円1,000円

箱根フリーパスには、3日間利用可能なチケットオプションも

また、3日間有効な箱根フリーパスも利用できます。

これは、2日間のチケット価格に400円から500円を加えた金額になります。

長期滞在してじっくり観光する場合には、このチケットが交通費を抑えるのに適しています。

3日間有効な箱根フリーパスの価格は以下の通りです。

出発駅大人料金子供料金
新宿〜梅ヶ丘・片瀬江ノ島6,500円1,350円
豪徳寺〜祖師ヶ谷大蔵・藤沢本町・藤沢〜鵠沼海岸・唐木田6,450円1,350円
玉川学園前・町田6,220円1,350円
小田原・箱根エリア内・三島・御殿場5,400円1,250円

箱根フリーパスのコストパフォーマンスについて

箱根フリーパスは、価格面で本当にお得なのか、地域の交通機関の運賃と比較してみましょう。

最低でも5,000円から始まるフリーパスの価格は高いように思えますが、実際にはかなり割安です。

箱根エリアの各交通機関の運賃は驚くほど高く設定されています。

以下は、主要な交通手段の運賃の例です。

  • 箱根登山電車(小田原〜強羅):770円
  • 箱根登山ケーブルカー(強羅〜早雲山):430円
  • 箱根ロープウェイ(早雲山〜桃源台):1,500円
  • 箱根海賊船(桃源台港〜箱根町港):1,200円

これだけで、小田原から箱根町港までの片道で3,900円もかかります。

これを見ると、交通費がいかに高いかが理解できます。

さらに、様々な場所を観光しようと思えば、バスや電車の利用頻度が増え、それに伴って費用もかさみます。

都度支払うと、費用は膨れ上がります。

この事実を知ると、箱根フリーパスのコストパフォーマンスの良さが明らかになります。

実際、2日分のチケットで日帰りをしても、十分に元が取れることがあります。

箱根フリーパスをお得に安く購入する方法

初めて箱根フリーパスを使用する際には、「より安く買う方法」「どこで買うとお得か」が気になるでしょう。

ここでは、箱根フリーパスを割安で購入するコツを紹介します。

クレジットカードを使ってポイントを貯める

箱根フリーパスは、一部の販売機や窓口を除き、クレジットカードで支払うことができます。

2日分でも3日分でも、クレジットカードでの一括払いで購入し、ポイントを貯めると、さらにお得になります。

箱根フリーパスの購入場所については、後ほど詳しく説明します。

​Klookアプリでの初回予約で5%割引

「Klook(クルック)」は、観光ツアーやアクティビティを提供する予約サイトです。

Klookアプリを初めて利用する際に「BetterOnApp」というクーポンコードを使うと、5%の割引が適用されます。

ただし、2023年11月現在、箱根フリーパスの販売は一時休止中です。

販売が再開された場合は、この割引方法を利用すると良いでしょう。

紙の「箱根フリーパス」が買える場所

「箱根フリーパス」には、紙のチケット版とスマートフォン用のデジタル版の2つの形態があります。

ここでは、紙のチケット版の購入場所について説明します。

このパスは、小田急線沿線の駅や箱根エリア内の主要な駅と施設で購入可能です。

また、一部の旅行代理店でも取り扱っています。

具体的な購入場所は以下の通りです:

  • 小田急電鉄:小田急線の全駅で購入可能(窓口と自動券売機)
  • 小田急トラベル:新宿西口、新宿南口、小田原、箱根湯本の各旅行センター
  • 箱根登山鉄道:小田原駅、箱根板橋駅、風祭駅、入生田駅、箱根湯本駅、大平台駅、宮ノ下駅、小涌谷駅、彫刻の森駅、強羅駅、早雲山駅
  • 箱根登山バス:小田原駅東口、湯本営業所、桃源台、宮城野営業所、仙石、元箱根、箱根町の各案内所
  • 東海バス:三島駅前案内所(南口)と隣接する「三島市観光協会 三島観光案内所」
  • 相模鉄道:海老名駅・湘南台駅を除く相鉄線各駅の自動券売機

相模鉄道各駅での2日用と3日用の箱根フリーパスの料金は以下の通りです。

発駅2日用大人料金2日用子供料金3日用大人料金3日用子供料金
横浜・平沼橋・羽沢横浜国大6,220円1,390円6,620円1,640円
二俣川・希望が丘6,080円1,320円6,480円1,570円

横浜駅からJRを利用して小田原駅に行く場合、大人片道990円、子供片道500円が必要ですが、相鉄線の横浜駅でパスを購入し相鉄線を利用すると、往復で大人760円、子供680円お得になります。

購入は当日分のみで、現金のみの取り扱いです。

西武鉄道

西武鉄道では、小田急線に接続する西武新宿駅経由、または池袋線の終点池袋駅経由で使用できる「箱根フリーパス」を販売しています。

なお、池袋から新宿までは別途運賃が必要です。

このパスは、池袋駅、小竹向原駅、新桜台駅、西武新宿駅、及び多摩川線を除く西武線各駅の窓口と自動券売機で購入できます。

主な駅での料金は以下の通りです((池)は池袋駅経由、(新)は西武新宿駅経由を意味します)

発駅2日用大人(池)2日用子供(池)2日用大人(新)2日用子供(新)3日用大人(池)3日用子供(池)3日用大人(新)3日用子供(新)
江古田・桜台・練馬・中村橋6,420円1,260円6,820円1,510円
西武柳沢・田無・花小金井6,580円1,340円6,980円1,590円
所沢・西所沢6,680円1,400円6,740円1,420円7,080円1,650円7,140円1,670円

池袋線の椎名町駅から保谷駅までと豊島園駅では、池袋駅経由のみでの販売です。

所沢駅を除く新宿線、西武園線、拝島線、国分寺線、多摩湖線、山口線西武園ゆうえんち駅では、西武新宿駅経由のみでの販売となります。

駅窓口では利用開始日の1ヶ月前から購入可能で、自動券売機では当日分のみ16時まで購入できます。

セブンイレブン(セブンチケット)

また、「箱根フリーパス」はセブンイレブンのセブンチケットや、全国のセブンイレブンに設置されたマルチコピー機でも購入できます。

発券手数料は不要で、駅での購入と同じ価格です。

ただし、新宿発または小田原・箱根エリア発のみの取り扱いです。

マルチコピー機での購入方法は、トップメニューの「チケット」から「セブンチケット」、さらに「レジャー」の項目内で「箱根フリーパス」を選択します。

購入したチケットはマルチコピー機から発券され、同店のレジで精算します。

発券されたチケットはそのまま利用できますが、鉄道の自動改札機では使用できないため、有人改札を利用する必要があります。

これはコンサートチケットと同じタイプのチケットで、駅での直接購入と異なる点に注意が必要です。

箱根フリーパスで割引になる店舗、施設一覧

「箱根フリーパス」を利用すると、交通費だけでなく、多くの周辺施設の入場料も割引価格で利用できるため、特に美術館を巡りたい方にとって大変お得です。以下に、割引を受けられる主な施設の一覧を紹介します。

温泉施設・エステ

  • 箱根湯寮
  • かっぱ天国
  • 湯の里 おかだ
  • 天山湯治郷
  • 箱根小涌園ユネッサン/森の湯
  • 小田急箱根レイクホテル「湯房 MAYUの森」
  • 絶景日帰り温泉 籠宮殿本館
  • 塔ノ沢一の湯本館
  • 翠光館
  • 仙石原品の木一の湯
  • ススキの原一の湯
  • 富士八景の湯
  • 箱根 ゆとわ(日帰り入浴のみ)
  • 木の花の湯
  • 天然温泉 気楽坊

植物園

  • 箱根強羅公園(入園無料)
  • ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ
  • 箱根湿生花園
  • 秩父宮記念公園

名所・旧跡

  • 小田原城天守閣・小田原城歴史見聞館・常盤木門 SAMURAI館
  • 箱根神社 宝物殿
  • 箱根関所・箱根関所資料館
  • 三嶋大社 宝物館

娯楽施設・スポーツ施設

  • 箱根パターゴルフ
  • 森のふれあい館
  • 箱根九頭龍の森
  • 箱根園らくやきコーナー
  • 箱根園水族館
  • 箱根園ゴルフ場 ゴルフ練習場
  • 箱根仙石原プリンスホテルテニスコート
  • 三島スカイウォーク

美術館・博物館

  • 鈴廣のかまぼこ博物館
  • 生命の星・地球博物館
  • 本間寄木美術館
  • 箱根町立郷土資料館
  • 彫刻の森美術館
  • 箱根美術館
  • 箱根ガラスの森美術館
  • ポーラ美術館
  • 箱根ラリック美術館
  • 成川美術館
  • 箱根駅伝ミュージアム
  • 佐野美術館
  • 岡田美術館
  • 箱根ドールハウス美術館

飲食施設・ショッピング施設

  • 大涌谷 駅食堂
  • 小田急 箱根ハイランドホテル
  • 小田急 山のホテル(ランチ)
  • 御殿場プレミアム・アウトレット
  • 箱根カフェ
  • RYO

体験施設

  • 箱根強羅公園箱根クラフトハウス(手作り体験工房)
  • フォレストアドベンチャー・箱根
  • きもの着付・レンタル 箱根さくら姫
  • 箱根小涌園ユネッサン/ジップライン(夏季限定営業)
  • はこね宮城野国際ます釣場
  • 箱根ホテル(カヤックツアー・カヤックレンタル)

その他

  • 箱根海賊船 特別船室(片道割引)
  • 駒ケ岳ロープウェー(割引料金)
  • 箱根キャリーサービス(手荷物運搬)
  • 箱根芦ノ湖水陸両用NINJA BUS

箱根フリーパスの利用方法

「箱根フリーパス」の利用方法は、購入場所や種類によって異なります。

購入した場所による使い方の違い

小田急線・相鉄線・西武線の自動券売機で購入(裏が黒のきっぷタイプ)

  • 自動改札機での使用可
  • バスや遊覧船では係員に券を見せる

一部旅行会社・セブンイレブン(セブンチケット)で購入(横長で裏が黒くない紙タイプ)

  • 自動改札機では使用不可、有人改札を利用
  • バスや遊覧船では係員に券を見せる

スマートフォンで「デジタル箱根フリーパス」を購入

  • 小田急線の駅と箱根湯本駅で、QRコードを読み取り機に表示
  • その他の場所では、アニメーションを係員に見せる

注意点

  • 小田急線内の発駅から小田原駅までは往復1回限り(ただし後戻りしない場合、途中下車可能)
  • 特急ロマンスカーは別料金
  • 乗車日の1ヶ月前から当日まで購入可能
  • 新宿駅から小田原駅までの小田急線区間は往復1回分のみ利用可能(後戻りせず途中下車可)

箱根フリーパスを安く買う方法|まとめ

箱根フリーパスは初めは高価に思えるかもしれませんが、多くの施設割引や交通機関の利用により、精神的な負担が大幅に軽減されます。

観光が容易になり、時間とお金の節約につながります。

私が箱根を訪れた際には、フリーパスの存在を知らず、結果的に余計な出費をしてしまいました。

もし最初から箱根フリーパスのことを知っていれば、お金も時間も節約でき、もっと多くの場所を訪れることができたでしょう。

箱根フリーパスは、観光する際の精神的な障壁を下げ、移動や入場に関するさまざまな面倒を省くことができます。

箱根観光を検討している方は、ぜひこのパスを利用して、快適な旅行をお楽しみください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次