筋トレ用のベンチは外見と比較して、価格が少々高いと感じられます。
このため、「他のもので代替できないかな?」と思うのは当然のことですよね。
実際、私も筋トレを始めたころは同じように考えていました。ですが、実際には代替品の使用はお勧めできません。
結果的にベンチを購入し、自宅で満足のいく筋トレができるようになりました。
私の経験に基づき、以下のポイントを説明します。
・筋トレ用ベンチの代替品を避けるべき理由
・一般的に代用とされるもののリスク
・購入を考慮する際、フラットベンチとインクラインベンチのどちらを選ぶべきか
筋トレ用ベンチの代替品使用に反対する4つの理由
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筋トレ用のベンチを何か別のもので代替するのは、一言で言えば危険です。
代替品使用の危険性について、私の経験をもとに4つの理由を説明します。
実際に代用品を使った経験があるからこそ、伝えられることがあります。
違和感がある
筋トレ用のベンチに代わるものを使うと、適切な形状ではないために違和感が生じます。
例えば、
・肩幅に合わなくて不安定になる
・背中が痛くなる
・ギシギシ音がして怖い
などの問題が生じることがあります。
このような違和感があると、筋トレのモチベーションが下がり、継続が難しくなります。
安全性がない
筋トレベンチは、通常200kgや300kgの重量に耐えられるように設計されています。
代替品はこのような重量に耐えることができず、使用すると壊れるリスクや怪我をするリスクが高まります。
ベンチが頑丈に作られているのには理由があります。 フォームが不安定 代替品を使用すると体勢が不安定になり、筋トレのフォームも安定しません。
フォームが不安定になると、以下のようなリスクが生じます。
・関節や筋を痛める
・目指した部位が鍛えられない
・バランスを崩して転倒する
・ダンベルを落とす
筋トレではフォームの安定が重要ですが、不安定な状態では効率も悪くなり、怪我のリスクも高まります。
高価ではない
筋トレ用のベンチは、代替品を探すほど高価なものではありません。
私のおすすめはインクラインベンチで、私もそれを使用しています。
1万円以上の出費を渋るくらいなら、フラットベンチを購入した方が後悔しないでしょう。
怪我をしたり、モチベーションを失う前に、購入を検討しましょう。
もし予算に余裕があれば、インクラインベンチの購入を強くお勧めします。
↓フラットベンチ
↓インクラインベンチ
テーブルやクーラーボックスなどの代用品使用は避けるべき
筋トレの際、代用品としてテーブルやクーラーボックスを使用することを考える人もいるようですが、これは強くお勧めしません。
これらの代用品は非常に壊れやすく、使っている最中にバランスを崩し、転倒する危険があります。これは怪我につながるため、避けるべきです。
もし代用品で十分なら、誰もわざわざ筋トレベンチを購入しません。
壊れる可能性のある代用品はすべて避けるべきです。
初期投資を惜しまずに
筋トレ用の器具を使う意欲があるなら、初期費用をケチるべきではありません。
筋トレ器具は丈夫に作られており、長期間使用できるため、維持費もそれほどかかりません。
もし筋トレベンチの使用を考えているなら、本格的に筋トレを始める意思があるはずです。
筋トレを続ける予定があるなら、最終的にはベンチの購入が必要になりますので、代用品を探すのは時間の無駄です。
ベンチ購入を検討するなら、インクラインベンチを選ぼう
この記事を読んで、「ベンチを購入しようかな」と思われた方には、フラットベンチよりもインクラインベンチをおすすめします。
フラットベンチも筋トレの幅を広げますが、インクラインベンチの方が価格差以上の価値があります。
私自身がフラットベンチ購入後に不満を感じ、インクラインベンチを追加購入した経験者です。そのため、同じような後悔をしてほしくないと思います。
おすすめの筋トレ用ベンチはコレ!
リーディングエッジ マルチポジション フラットベンチ B80
価格:¥14,400
このトレーニングベンチは、フラットとインクラインの両方の姿勢で安定して使えるように設計されています。
サイズは幅54cm、長さ125cm、高さ42-123cmで、シートは合計8cmの厚みがあります。
耐久性に優れた合成皮革製のシートと、頑丈なスチール製のフレームで構成されていて、重さは約18kgです。
最大耐荷重は300kgで、750kgの重量を3分間かけても変形しないと確認されています。
背もたれの角度は30度から70度まで4段階に調整でき、座面も3段階の角度調整が可能です。
組み立てはフレームの取り付けだけで、必要な工具も付属しています。
このベンチはプロトレーナーの監修のもと、構造設計にもこだわり、高重量のダンベルやバーベルトレーニングに対応しています。
WASAI(ワサイ) トレーニングベンチ レッグエクステンション&レッグカール機能搭載 【フラット/インクライン/シットアップ】
価格:¥12,980
埼玉県に拠点を置く、15万台以上のトレーニングベンチの販売実績を持つ日本のメーカーが、新しい多機能トレーニングベンチを発表しました。
ただし、沖縄県および離島への配送はできない点にご注意ください。
このベンチは、5段階に角度調整ができるシット部分を備え、フラット、インクライン、シットアップなど様々な用途に適しています。
Youtubeで簡単な組み立て方法の動画も確認できます。
ホームジムに最適なこの製品は、下半身を強化するレッグエクステンションとレッグカール機能を持っています。
サイズは幅36cm、奥行き163cm、高さ111cmで、耐荷重は150kg、本体重量は約13kgです。
ダンベルを使った様々な全身トレーニングに対応し、ベンチプレスやレッグエクササイズなど20種類以上のエクササイズが可能です。
万が一製品に不具合があった場合、メールでのサポートが提供されていますので、安心してご使用いただけます。
FLYBIRD トレーニングベンチ インクラインベンチ 可変式フラットベンチ
価格:¥8,383
このトレーニングベンチは、アメリカのオンライン市場で高い人気を博しており、100万台以上が売れている実績があります。
模倣品も存在するものの、この製品の品質は他の追随を許しません。
角度調整はとても簡単で、背もたれを持ち上げて引っ掛けるだけのラダータイプです。
組立は必要なく、届いてすぐに使える手軽さが魅力です。
安定感のある脚部は、広い接触面積と滑り止めキャップ、ゴム製クッションを備えており、フレームは厚さ1.5mmの頑丈な鋼材で作られています。
耐荷重は270KGまで対応。サイズは107D x 32W x 90H cm
使わない時は折りたたんで収納でき、便利です。購入から6ヶ月間の品質保証がついており、不具合があれば返品や交換にも対応しています。
マルチシットアップベンチ フラットベンチ
価格:¥7,880
このトレーニングベンチは、自宅で簡単にフラットや傾斜のポジションに調整できるため、腹筋や胸筋のトレーニングに最適です。
胸、肩、背中、腹筋など、全身を鍛えるための多様なエクササイズが可能です。
コンパクトなデザインで、収納にも便利。使わないときは簡単に折りたたんでスペースを節約できます。
筋トレ用ベンチに関するよくある質問Q&A
- フラットベンチとは何ですか?
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フラットベンチとは、シートが水平になっているトレーニングベンチのことです。 シンプルな作りなので安定性が高く、ベーシックな筋トレをしたい人に向いています。 ダンベルとの相性もよく、主にダンベルトレーニングを行いたい人にぴったりのアイテムです。
- インクラインベンチのメリットは?
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インクラインベンチは、シートの高さを調節できることが大きなメリットです。 ダンベルプレスなど仰向けで行う種目にはもちろん、インクラインダンベルプレスやショルダープレスなどシートの高さを変えて特定の筋肉に効かせたい場合にも最適です。
筋トレ用のベンチに代用品はある?代用できるというのは嘘!|まとめ
筋トレ用ベンチの代用品は存在しない 以下は記事の要点です。
・ベンチの代用品は怪我のリスクが高い
・フォームが安定しないと効率が落ちる
・ベンチと同等の効果は期待できない
・ベンチの購入は思ったほど高額ではない
・購入するなら、インクラインベンチを選ぶことを推奨
過去の私にも伝えたいですが、ベンチの代用品を探す時間は無駄です。
ベンチの有無は、筋トレの質に大きな違いをもたらします。